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第1番目の都市(スタート都市)
西安(長安)・・
西安(長安)は約2100年前、世界最大規模の都市として繁栄しました。11王朝が都を置いた為、近郊には遺跡や旧跡が多く点在します。
日本の遣唐使も長安に滞在し日本の仏教に大きな影響を与えました。
名跡としては「秦始皇帝陵」、「開遠門跡」等があります。
三蔵法師豆知識・・
三蔵法師といえば、「西遊記」にでてくる孫悟空に守られる華奢でどこか頼りないイメージを持つ人も多いと思います。
実際の三蔵法師はというと、ゴビ砂漠にタクラマカン砂漠、天山山脈を越え、かのバーミヤンを通ってインドに向かうという、相当過酷な旅を17年かけて馬と徒歩等でやり遂げたのですから、ずば抜けて強靭な体と心を持ち合わせた人物だったことでしょう。
ちなみに、三蔵がシルクロードを越えてインドに向かう旅に出発したのは27歳の時でした。
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第2番目の都市(190km)
宝鶏(ホウケイ)・・
宝鶏は、古くは「陳倉」と呼ばれ三国志では、「陳倉の戦い」の舞台。勉県には三国志jの史跡が多く「三国志の旅」の起点の都市です。
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第3番目の都市(354km)
天水(テンスイ)・・
天の川の水がここに注ぎ込み湖を作ったという伝説から都市の名がついたといわれています。現在は湖はありませんが、水質の良い泉に恵まれています。
旧跡として、仙人が出没するという「仙人崖」、「南郭寺」などがあります。
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第4番目の都市(720km)
蘭州(ランシュウ)・・
蘭州の起源は紀元前121年、前漢の将軍が河西回廊の匈奴を討った帰り黄河の岸に「金城」を作ったことから始まります。現在は甘粛省最大の工業都市と同時に中国北西部の交通拠点都市。
名跡としては、「白塔山公園」と「五泉山公園」があります。
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第5番目の都市(1001km)
武威(ブイ)・・
武威は河西回廊(細い道)の東の玄関口。漢の時代は漢民族の力が弱まると周辺地域の遊牧・騎馬民族の侵入を繰り返されました。 名跡としては、「文廊」の西夏碑、雷台漢墓等があります。
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第6番目の都市(1238km)
張掖(チョウエキ) ・・
張掖は西側をゴビ砂漠に接し、西から旅してきた商人が立ち寄ることの多い町です。その為、国際貿易都市として栄え、隋の時代に国際貿易博覧会がひらかれています。
十三世紀マルコポーロが大都を目指し東へ向かうにも、張掖を経由したとあります。
名跡としては「木塔寺」、町の中心部の「鐘鼓楼」は河西回廊最大をほこります。 |
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第7番目の都市(1464km)
酒泉(シュセン)・・
「泉に豊潤な酒が尽きることなく満ちた」という伝説が町の名前の由来です。
李白が「地若し酒を愛せざれば、地癒に酒泉無かるべし」と歌った町。
霍去病(カクキョヘイ)が匈奴を討ってこの地に立ち寄ると、武帝は酒を振舞い労を労った。しかし、全軍に与えたくても少なかった為、金泉という泉に酒を注ぐと泉はたちまち酒に変わり以後尽きることが無かった。という伝説が銘々由来。
名跡としては「酒泉西溝画像碑墓」があります。 |
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第8番目の都市(1751km)
安西(アンセイ)・・
安西には「天山北路」ルートに別れるルートがもう1つある。このオアシスは「関外の三絶」と呼ばれる地の1つ。周辺には「壽峪関」や「楡林窟」の石窟があります。 |
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第9番目の都市(1751km)
敦煌(トンコウ)・・
敦煌は河西回廊の西、ゴビ灘の中に位置します。紀元前11世紀頃この地を大月氏族が支配していました。前涼時代には東西文明のルツボで、他民族が入り混じっていました。
こぢんまりとした都市ですが、旧所名跡が多いです。 「白馬塔」、敦煌のシンボルの「飛天」、「鳴沙山」、「月牙泉」etc..
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第10番目の都市(2279km)
ハミ・・
天山山脈の東の端の都市。真夏でも雪が輝く海抜6000m級の天山山脈から、恵の地下水によって潤うオアシスの町。都市の景観はイスラム式の建造物が目に付きます。
名跡としてハミ王の墓である「回王稜」、イスラム教の宣教者の「ケイス墓」、農産物として「ハミウリ」(スイカの原種)などが特産品です。 |
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第11番目の都市(2700km)
吐魯番(トルファン)・・
吐魯番は天山山脈の南の盆地に位置します。シルクロードの都市の中で最も低い場所(海抜24m)にあり、真夏の猛暑は40℃以上に達します。三国志に登場する「火の山」は、 火焔山(東西100km、南北10km)を意味します。
名跡として「交河故城」、「高昌故城」、「ベゼクリク千洞」、五星村のカレーズ地下水道、etc..
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第12番目の都市(3074km)
庫黹勒(コルラ)・・庫黹勒は天山南北路の交差する都市で古代シルクロードの重要ポイント地点。 過去さまざまな人種が入り交じり、人々の往来の歴史を物語っている。
名跡として、「コルラ故城」、内陸最大の淡水湖「ボステン湖」(周囲950km!)があります。 |
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第13番目の都市(3354km)
庫車(クチャ)・・昔は亀慈国(きじこく)と呼ばれ西域の五大陸として名を連ねていました。7世紀に唐に敗れ、9世紀半ばにはウィグル人が勢力を延ばし現在に至ります。
亀慈国が衰退すると同時に仏教に変わってイスラム教が広まりました。
クチャの遺跡は仏教遺跡が多くあります。
名跡として、「亀慈故城」、「キジル千仏洞」、「クムトラ千仏洞」などがあります。 |
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第14番目の都市(3613km)
阿克蘇(アクス)・・ウルムチとカシュガルのほぼ中間点、タクラマカン砂漠の北に位置する都市です。シルクロードの東西交通の重要路となる天山南路の中継点でもあります。名跡などはあまりありません。 |
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最終都市
第15番目の都市(4077km)
掴什(カシュガル)・・タクラマカン砂漠の西、中国最西端に位置する都市です。
カシュガルは「疏勒国」(そろくこく)と呼ばれ、この地で鳩摩羅什(くまらじゅう)が大乗経を学び、玄奘三蔵(三蔵法師)やマルコポーロが滞在した記録もあります。
最終都市・カシュガルに到着した時、全てを完歩した人のみに現れるメモリアル画面が出現します! |
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