体組成とは? |
体を構成する組成分で、脂肪・筋肉・骨・水分などがあります。脂肪が多すぎる。筋肉が少なすぎる・・などの 体組成の乱れは生活習慣病や体調の乱れにもつながります。
体組成を意識して、健康的な生活に役立てましょう。^^ |
体脂肪・内臓脂肪 豆知識 |
本当の「肥満」は、体重ではなく体脂肪で判断します。
体脂肪が正常以上に増えてしまった状態が「肥満」です。
肥満は各種の生活習慣病の発症に強く影響し、
その結果健康障害(心臓病や脳卒中など)を起こしやすくするので注意が必要です。
肥満には、内臓に脂肪が多くついている「内臓脂肪型肥満」と、
皮膚のすぐ下に脂肪が付く「皮下脂肪型肥満」の2つのタイプがあります。
脂肪が多すぎる。筋肉が少なすぎる。などの内臓脂肪は皮下脂肪よりも生活習慣病の起因となりやすく、
予防する上で大切な目安になります。
内臓脂肪は付きやすく、落ちやすい、つまり蓄積と消費が頻繁に行われるのが特徴です。
食べ過ぎを避けてバランスのよい規則正しい食事を心がけ、
一日20分以上の有酸素運動(ウォーキングなど)を習慣にしましょう。
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基礎代謝量 豆知識 |
基礎代謝とは、生きていくために最低限必要なエネルギーのこと。
通常、1日の総消費エネルギー量の内、約70%を占めます。
基礎代謝量が多い人は脂肪が燃えやすい体で肥満になりにくく、
少ない人は脂肪が燃えにくい体で太りやすいといわれます。
基礎代謝は筋肉を中心に消費されますから、基礎代謝量も筋肉量によって左右され、
同じ体重でも筋肉量の多い人の方が基礎代謝は高くなります。
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筋肉 豆知識 |
筋肉量が減るとエネルギー消費が減るため脂肪が蓄積しやすくなり、さまざまな病気の原因にもなります。
筋肉の多い人は燃料(脂肪)をどんどん消費するフル活動の工場。
筋肉の少ない肥満の人は燃料(脂肪)たっぷりなのに少ししか使わない休業状態の工場。といえるのです。
筋肉量に注意を払うことを健康と美容のために大切です。
タニタでは筋肉量と、身長に対してどのくらいの筋肉があるかがわかる「筋肉量スコア」を表示します。
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骨量 豆知識 |
体を支えたり、内臓や脳を保護するなど大切な役割を果たす骨。骨全体に含まれるカルシウムなどの量を
「骨量」といいます。
20歳頃に最大の骨量となり、その後加齢とともに減少していきます。
無理なダイエットは骨量の低下を招くので避けましょう。
特に、女性はホルモンの関係で40歳頃から急激に骨が減少します。
したがって、更年期の女性にとって骨量の減少を食い止めることは極めて重要です。
長い人生をいきいきと過ごすために自分の骨量を知り、その維持または増加させるように生活習慣を見直し、骨の健康を保ちましょう。
増加維持にはいろいろな方法がありますが、代表的なものに下の3点が挙げられます
1.食生活に注意
骨を丈夫にするために、ビタミンDや豆腐や納豆などの大豆製品と一緒に摂ると、カルシウムの吸収率
が高まります。加工食品はカルシウムの吸収を妨げるものもあるので控えましょう。
2.適度な運動
体を動かさないと骨をもろくなります。適度な運動をして骨に負荷をかけることも必要です。
時間:1日10分以上
頻度:週2回以上、等間隔で
内容:どんな種目でもOK
強さ:「少ししんどいかな」 と感じる程度
3.日光浴
日光にあたると体内でビタミンDが合成されます。このビタミンは小腸でのカルシウム吸収を
促進する動きがあるので、1日15分程度は日光にあたるように心がけましょう。
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体水分 豆知識 |
体水分とは体内に含まれる水分のことで、血液やリンパ液、細胞間液、細胞内液などをいいます。
体水分は栄養分を運搬したり、老廃物を回収したり、体温を一定に保つなどの働きがあります。
体がおおきな人や筋肉量の多い人ほど、体水分量は多くなります。
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